CAT−SQ for
CAT-Systemは、キャテック製CAT-Systemやその他の計測システムで収録された計測データファイルを読み込み、心理音響評価量を算出するシステムです。
現状ではほとんどの機械製品は、騒音レベルの大小のみが評価基準として用いられていますが、
最近では、やみくもに騒音を低減するのではなく、心地よい音、静けさを感じる音、それらしさを感じる音を創生していくことが、これからのモノ作りには必要になってきています。
これらの音質・心理量を騒音レベルのように物理パラメータのことを心理音響評価(メイトリックス)として求めることが本システムで可能です。
算出可能な主な心理音響評価量
騒音レベル L [dB(A)] |
純音の等感度曲線を模擬した周波数フィルタによる値です。 |
ラウドネス N [sone] |
等感度曲線+聴感(音の大きさ)を考慮したフィルタによりますが、周波数マスキング(臨界帯域)および継時マスキング特性も考慮された値です。 |
シャープネス S [acum] |
低音と高音のバランスを示し、高周波数成分が多いほど大きいなる値です。 |
変動強度 F [vacil] |
音の大きさの時間変動具合を示し、4Hz付近の変動で最も大きくなる値です。 |
ラフネス R [asper] |
変動強度よりも早い時間変動を示し、音の粗さを表現する値です。 |
トナリティ AdT [%] |
広帯域の暗騒音に対する純音の卓越性を示す値です。 |
会話明瞭度 [%] |
語音の明瞭性を評価する値です。 |
読み込み可能なファイル形式
CAT-System用CSVファイル,、WAVE形式、汎用CSV形式等の時間ファイル
(その他ご希望のファイル形式にも対応いたします。)
動作環境
Windows98,NT,2000,XP
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